大谷翔平との勝負は「絶対にない」 敬遠策裏目も…敵将悔やまず「あともう少しだった」

試合後に取材に応じたタイガースのAJ・ヒンチ監督【写真:小谷真弥】
試合後に取材に応じたタイガースのAJ・ヒンチ監督【写真:小谷真弥】

5回2死三塁で大谷を敬遠…続くT・ヘルナンデスに許した勝ち越し打

【MLB】ドジャース 7ー3 タイガース(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地・タイガース戦に「1番・指名打者」で先発出場。2打数無安打も2四球で出塁すると2度とも生還、開幕5連勝に貢献した。タイガースは敬遠策が裏目となったが、AJ・ヒンチ監督は大谷との勝負は「絶対にない」と強調した。

 2-2で迎えた5回2死三塁。大谷を打席に迎えた場面で、ヒンチ監督は迷わず申告敬遠を選択した。しかし、この策が裏目。続くテオスカー・ヘルナンデス外野手が左翼線へ2点二塁打。結果的にこの一打が大きくモノをいった。

 しかし、ヒンチ監督は悔やむことはなかった。「大谷を歩かせ、テオスカーと勝負した。この打線ではどんな選択をしても厳しい結果が待ち構えていますが、テオスカーの方がよかったですか?」と問われ、「ショウヘイ以外なら。彼は世界で最高の選手だからね。テオスカーには狙い通りゴロを打たせたんだけど、あともう少しのところだった」と振り返る。三塁のマッキンストリーは打球に飛び込んだが、惜しくも打球に届かなかった。

 ヒンチ監督はさらに「私から見て、ショウヘイと勝負することは絶対にない。(大谷と勝負すれば)実際にどうなるか分からないけど、絶対にないよ」と強調していた。

(Full-Count編集部)

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