大谷翔平を避けると「代償が伴う」 敵チームの“策”を一蹴するド軍…米メディア指摘

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷を申告敬遠も…続くT・ヘルナンデスが決勝2点打

【MLB】ドジャース 7ー3 タイガース(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でのタイガース戦に7-3で快勝し、44年ぶりの開幕5連勝を飾った。同点の5回にテオスカー・ヘルナンデス外野手が勝ち越し2点打を放ったが、直前に大谷翔平投手を申告敬遠したことがタイガースには裏目に出た格好。米メディアは「代償を払わせた」などと論じている。

 2-2で迎えた5回2死三塁で大谷を迎えた場面。タイガースのAJ・ヒンチ監督は迷わず申告敬遠を選択した。しかし、これが裏目に出た。続くT・ヘルナンデスに左翼線2点二塁打が飛び出し、ドジャースは勝ち越し。これが決勝点となり、ドジャースはタイガースとの3連戦で3連勝を収めた。

 ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」はX(旧ツイッター)に「申告敬遠が裏目に出ることはよくあるが、チームがまだそれをやっているのは驚きだ」と綴った。カリフォルニア州ラジオ局「AM570 LA Sports」のデビッド・ヴァセイ氏は「テオスカー・ヘルナンデス、5回2アウトからショウヘイ・オオタニを申告敬遠したAJ・ヒンチ監督に代償を払わせる」などと記した。

 ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏も「ショウヘイ・オオタニを敬遠すると代償が伴う」と綴っている。

 大谷は7回に前田健太投手からストレートの四球で出塁。フレディ・フリーマン内野手の適時二塁打で、7点目のホームを踏んだ。大谷と勝負しても歩かせても、相手チームには困難が待ち受けている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY