菅野智之、緊急降板は「痙攣」 デビュー戦は4回4安打2失点、初勝利お預け

球団トレーナーと共に降板したオリオールズ・菅野智之【写真:Getty Images】
球団トレーナーと共に降板したオリオールズ・菅野智之【写真:Getty Images】

4回4安打2失点、5回にマウンドに上がるも降板

【MLB】Bジェイズ ー オリオールズ(日本時間31日・トロント)

 オリオールズの菅野智之投手は30日(日本時間31日)、敵地のブルージェイズ戦でメジャー初登板初先発した。4回4安打2失点で初勝利はお預け。5回に1度マウンドへ上がったが、球団トレーナーと共に降板した。球団は「痙攣(けいれん)」と発表した。

 メジャーデビュー戦で、まさかのアクシデント降板となった。菅野は5回、1度マウンドに上がったが、投球練習の際にストップ。球団トレーナー、通訳らと共にベンチへ下がった。

 上々の登板だった。初回2死二、三塁からスプリンガーに外角スライダーを拾われて中前2点打を献上したものの、続く同一塁から高めの93.2マイル(約150.0キロ)でワグナーから初の奪三振をマーク。2回は3者凡退に抑え、3回は1死一、二塁としたが、ヒメネスを中直、スプリンガーを一直に仕留めた。

 4回は無失点で切り抜け、4回73球を投げ、4安打2失点。2四球1奪三振だった。最速94.8マイル(約152.6キロ)だった。

 35歳の菅野は昨オフに海外FA権を行使し、1年1300万ドル(約19億4800万円)でオリオールズ入り。オープン戦では5試合で2勝1敗、防御率3.00と結果を出し、開幕ローテーションを勝ち取った。35歳で先発投手としてメジャーデビューするのは日本人最年長だった。

(Full-Count編集部)

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