大谷翔平、サヨナラ弾でド軍劇的8連勝！　びしょ濡れで大はしゃぎ…ボブルヘッドデーで躍動

本拠地・ブレーブス戦に「1番・指名打者」で出場…同点の9回にサヨナラアーチ

【MLB】ドジャース 6ー5 ブレーブス（日本時間3日・ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手は2日（日本時間3日）、本拠地で行われたブレーブス戦に「1番・指名打者」で先発出場。同点の9回に、3号サヨナラ本塁打を放った。5試合ぶりの一発で、今季初の1試合3安打。チームは1958年のロサンゼルス移転以降の球団記録を更新する開幕8連勝を飾った。

　大谷が快音を響かせた。5-5で迎えた第5打席、かつての同僚である右腕イグレシアスから左中間へ運んだ。開幕8連勝を導く一発に、本拠地は大歓声に包まれた。打球速度102.5マイル（約164.96キロ）、飛距離399フィート（約121.62メートル）角度31度の一発だった。試合後のテレビインタビューでは「特に甘い球を打ちたいなと。観客の後ろのほうからボブルヘッドデーだからホームラン打てよと言われたので、打ててよかった」と振り返った。

　第1打席は一ゴロ、第2打席は打球角度50度の右飛に倒れた。しかし、5回の第3打席は右前打、7回の第4打席は詰まりながらも左前打。サヨナラ本塁打を含め、今季初の1試合3安打となった。

　この日は、昨年のMVPを記念した大谷のボブルヘッド人形が入場者に配布され、球場には長蛇の列ができた。ファンの期待に応える一発になった。試合後のテレビインタビューでは「これだけ多くのファンの人に集まってもらって、素晴らしいゲームを見てもらって、選手冥利につきるなと思います」と話した、

　その後の4試合では13打数2安打。安打のない試合でも四球で出塁し、チームの連勝に貢献してい。1日（同2日）のブレーブス戦では1点を追う6回に右前打で出塁。続くムーキー・ベッツ内野手の逆転本塁打を呼び込んだ。この日の3号で、開幕から全8試合で得点を記録した。8戦3発で、年間60本ペースとなる。

　これで打率.333、3本塁打、OPS1.126。この日の3号で、開幕から全8試合で得点を記録。8戦3発で、年間60本ペースだ。