大谷に劇的HR浴びた右腕「気の毒すぎる」　抜群コースも“怪物”の餌食に…同情殺到

アウトコースギリギリの1球も…大谷がHRに

【MLB】ドジャース 6ー5 ブレーブス（日本時間3日・ロサンゼルス）

　1球で勝負は決まった。ドジャースの大谷翔平投手は2日（日本時間3日）の本拠地・ブレーブス戦でサヨナラ本塁打を放った。5-5で迎えた9回、外角のボールを中堅後方へと運び、チームを8連勝に導いた。打たれたのはエンゼルス時代に同僚だった投手で、投じたボールはアウトコースぎりぎりの1球。ファンからは同情の声があがった。

　ブレーブスは8回途中から守護神のライセル・イグレシアス投手を投入。エンゼルスには2021年から2022年途中まで在籍し、大谷とはチームメートだった。マンシーに同点打を浴びたが、もう1点も与えられないチームは、9回のマウンドにも右腕を送り込んだ。

　1死を奪った後の初球だった。外角へ投じたチェンジアップは、MLB公式データサイト「Baseball Savant」によれば、ギリギリストライクというコース。それでも、昨季の本塁打王は打ち損じることなく本塁打にした。

　ハイレベルな“プロの戦い”にX（旧ツイッター）では「あそこ投げてスタンドに放り込まれるイグレシアス気の毒すぎる」「イグレシアスは難しい場面での登板だったから大変だったよね」「リーチの差で暴力してるやんけイグレシアスが余りにも被害者」「なんなら見逃せばギリギリボール？　くらいのチェンジアップ　これイグレシアス別に悪くないなw　大谷さんがスゴいだけ」とイグレシアスの背中を叩く声も多かった。