ジャッジ、開幕6戦5本塁打! 衝撃3ランに本拠地熱狂…“魚雷バット”を使わずアーチ量産

本拠地で「3番・指名打者」で先発出場…初回に3ラン
【MLB】ヤンキース ー Dバックス(日本時間4日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が3日(日本時間4日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で3ランを放った。これで開幕6試合で5号。早くも量産体勢となっている。
“怪物”のバットが止まらない。初回無死一、二塁で打席を迎えると、カウント1-1からメリル・ケリー投手の速球を完璧に捉えた。打球はNYの夜空を切り裂き、右中間ブルペンへライナーで着弾。打球速度112.1マイル(約180.41キロ)、飛距離394フィート(約120.09メートル)、角度22度の一発だった。
チームは「トルピード(魚雷)バット」の導入で3戦15本塁打のメジャー記録更新と猛打を見せている中、ジャッジは「うまくいっているものを、わざわざ変える必要があるかい?」などと語り、使用せずに好成績。格の違いを見せつけている。
3月29日(同30日)の開幕2試合目に3本塁打を含む6打数4安打8打点の大暴れ、さらに30日(同31日)にも逆転4号2ラン。4月1日(同2日)は4打席無安打2三振と小休止となったが、ここま5試合で打率.368、4本塁打、11打点、OPS1.560を残している。
ジャッジは2022年にア・リーグ新記録の62本塁打、昨季もメジャー最多58本のアーチをかけて2度目のMVPを受賞。“現役最強打者”との呼び声高い。