大谷翔平が凄すぎて議論が「葬り去られた」　ジャッジはまさかの4位…選ばれし「1/100」

「ESPN」2025年のトップ選手100人のMLBランクを作成

　米スポーツ局「ESPN」が2025年のトップ選手100人のMLBランクを作成。1位にドジャースの大谷翔平投手を“選出”した。

　ESPNの野球専門家60人以上が「今季最高の選手になるのは誰か？」というテーマで激論を交わした。球界のビッグネームを2人ずつを挙げて、どちらの選手が今季優れた選手となるかを予想して比較。この作業をペアリングを変えながら繰り返し「おなじみの1人の名前が1位になった」という。

　大谷は2023年12月、エンゼルスからドジャースに移籍。史上初の「50本塁打＆59盗塁」を達成し、世界一にも輝いた。アルデン・ゴンザレス記者は「知名度を飛躍的に上げ、二刀流の役割を満たさなかったにもかかわらず我々の想像の域を超えたことで、誰が世界一の選手かという問いは葬り去られた」と指摘。その上で「重要なことは、彼がプレーオフに進出してドジャースにとってフルシーズンでは1988年以来となる優勝に貢献したことだ」と強調した。

　さらに二刀流復活となる今季について「伝説に新たな章を加える」と期待する。具体的な数字として投手として100イニング前後とし「攻撃面ではまた目を見張るようなシーズンになるが、盗塁は去年の半分ぐらい」。MVP投票では5年連続でトップ3に入ると予想した。

　なお、2位には昨年初の首位打者を獲得したロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手、3位はドジャースのムーキー・ベッツ内野手が入った。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は4位、パイレーツのポール・スキーンズ投手が5位で続いている。

（Full-Count編集部）