2軍に眠る「西武の希望」 衝撃の“0/54”に騒然…18歳右腕は「何者なん?」

西武・篠原響【写真:宮脇広久】
西武・篠原響【写真:宮脇広久】

福井工大福井高からドラフト5位でプロ入り

 快投続く高卒ルーキーに驚きが広がっている。西武の篠原響投手は4日、ハードオフ新潟で行われたオイシックス戦に登板。5回1失点の好投を見せた。何より特筆すべきは制球力。今季は一度も四死球を出さず、「篠原響は本当に何者なん」「ヤバすぎやろ」とファンも騒然としている。

 篠原はこの日がファーム3先発目。5回にエラーをきっかけに1点を失ったものの、5回6安打1失点(自責0)、92球を投げて無四死球2奪三振に抑えた。四球を出さないのは今回が初ではなく、プロ初登板となった28日の巨人2軍戦も18人の打者と対戦して無四死球、21日のロッテ2軍戦も15打者を一人も歩かせなかった。

 プロ入りして3試合に投げ、計54打者と対戦していまだ四死球ゼロ。抜群のコントロールを発揮し、「無四死球っていうのが毎度本当に素晴らしい」「楽しみな高卒ルーキーだ」「篠原響まだ四球出してないのがえぐいわ」「山本由伸になりそう」「篠原響とかいう西武の希望」などとファンも歓喜の声をあげている。

 福井工大福井高から昨年のドラフト5位指名で西武に入団した18歳。甲子園出場経験はないものの、ポテンシャルの高さは当時から評価されてきた。昨季最下位に沈み、今季も低調なスタートを遂げたチームにあって、篠原が救世主になる日がくるだろうか。

(Full-Count編集部)

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