開幕1軍→降格で即2発…DeNAのロマン砲は「なぜ2軍」 25歳にX驚愕「無双」

DeNA井上絢登が2軍合流後、即2本塁打を放った
DeNAの井上絢登内野手が4日、敵地で行われたイースタンリーグのロッテ戦に「2番・三塁」で先発出場し、2打席連発など5打数2安打、2打点の活躍で勝利に貢献。力強い打撃に「1軍でみたい」といったファンの声があがっている。
井上は初回1死の第1打席で、ロッテのベテラン石川歩投手の内角球を強振。高い放物線を描いた打球はそのまま右翼フェンスを越えた。2回の第2打席でも再び石川歩から、外角寄りの一球を捉えた。打球はグングンと伸びて右中間スタンドの防護ネットに直撃した。
2年目の今季、開幕1軍入りを果たすも出場機会はなく、4月2日に出場選手登録から抹消。2軍合流後の初戦でいきなり2本塁打でパワーを示した。
福岡大時代にプロ志望届を出したが指名漏れ。独立リーグの徳島に入団し、1年目から本塁打&打点の2冠王に輝いたが、NPBからは声がかからなかった。最終年と決めて臨んだ2023年も2年連続で2冠に輝き、DeNAから6位で指名を受けた。昨季は打率.190、本塁打なし、4打点も、2軍では70試合の出場で打率.302、8本塁打、52打点と高い能力は示した。
ロマンあふれる25歳の本塁打映像をDAZNが公式X(旧ツイッター)で投稿。「背番号55は左の大砲の証」などとコメントをつけた。迫力の一発にファンからも「使わないのもったいない」「2軍じゃやることないぐらい無双してる」「なぜ2軍におるんだ」「ファームでやることねぇ」「次のレギュラー」といった声が並んでいた。