ロッテ新助っ人は「なんで育成」 .444の止まらぬ打棒…悩ましい“空席”待ち

ロッテの新加入、アセベドが好調を維持している
ロッテに今季から育成契約で加入したスティベン・アセベド外野手が4日、ロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグのDeNA戦に出場し、9回に豪快な1号ランを放った。試合には6-18で大敗したが、5打数2安打で打率.444としている22歳に「なんで育成なんだろ」といった声も寄せられている。
ドミニカ共和国出身、22歳のアセベドは195センチ、104キロの体格をいかしたパワーが武器。この日も3回の第2打席で左翼へ二塁打を放ち、9回にはDeNAのディアスから高めの直球を捉え、軽々と左中間の防護ネットまで届けた。
この日で8試合の出場で27打数12安打の打率.444、1本塁打、5打点と躍動。ロッテの外国人は野手ではソト、ポランコ、投手ではゲレーロ、ボスが1軍の主力として見込まれており、チーム事情としては外国人の出場枠は厳しいのが現状だ。
また外野手としても豊富な戦力が揃っているため、アセベドは“空席”を待っている状況ともいえる。それでもネット上のファンは「支配下にして1軍で育てた方が絶対いい」「もっと強くなる」「よく打つな」「未来明るい」「支配下楽しみ」「ロッテの星に」といった期待のコメントを寄せている。