山本由伸、6回1失点で降板 5Kも2勝目ならず…自身の送球エラーで痛恨の失点

フィリーズ戦に先発し6回3安打1失点、防御率1.69
【MLB】フィリーズ ー ドジャース(日本時間5日・フィラデルフィア)
ドジャースの山本由伸投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われたフィリーズ戦に先発登板し、6回3安打1失点で降板した。球数は97球、ブライス・ハーパー内野手から三振を奪うなど5奪三振を記録するも2勝目は逃した。
初回、1死からトレイ・ターナー内野手に二塁打を許すと、次のハーパーの打席で、盗塁を仕掛けたターナーを刺すため三塁へ投げるも悪送球に。走者が生還し先制点を許すもハーパーは空振り三振に抑えた。
2回以降は粘りの投球を披露。3回は2四球で得点圏に走者を背負うも4番のアレク・ボーム内野手を中直に打ち取った。5回は2三振を奪い、この試合初の三者凡退で切り抜けた。6回も先頭に四球を与えるも、ハーパーを併殺打に打ち取り無失点。7回からはカービー・イエーツ投手が登板し、山本は6回1失点で降板となった。
山本は開幕投手を務めた3月17日(同18日)のカブス戦(東京ドーム)では5回3安打1失点で今季初勝利をマーク。28日(同29日)のタイガース戦は5回5安打2失点。メジャー自己最多となる10個の三振を奪う投球を見せ、幸先の良いスタートを切っていた。