大谷翔平、“幻”に終わった4号「HRになるべき」 同僚明かす天敵…「かなりクレイジー」

第2打席で飛球を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
第2打席で飛球を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷翔平の打球を見たエドマン「本塁打になるべきだった」

【MLB】フィリーズ 3ー2 ドジャース(日本時間5日・フィラデルフィア)

 強風で押し戻された“幻弾”が勝敗を分けた。ドジャースの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われたフィリーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打で打率を.324とした。チームは2-3で敗戦。開幕から続けていた連勝が「8」で止まった。“強風”にさらわれた1本が勝敗を左右した。

 大谷は3回2死で迎えた第2打席、初球の真ん中高め直球を捉えるも中飛に倒れた。強いコンタクトを見せたが、フィラデルフィアに吹く風の影響もあって、打球が伸びず。打った瞬間に本塁打性の当たりではあったが、中堅手はほぼ定位置から動かなかった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイもテオ(ヘルナンデス)の打球(4回)も普通の日だったら本塁打になっていたはずだ。でも、ルザードを評価しないといけない。いい投球をしていた」と話すにとどめたが、1点差での敗戦とあり悔しさをを滲ませた。

 9回にチームトップの5号2ランを放ったトミー・エドマン外野手は「(強風は)かなりクレイジーだった。具体的な数字はわからないけど、たとえ強い風が吹いていてもショウヘイ(の打球)は本塁打になるべきだった」と胸中を明かしていた。

【実際の映像】大谷翔平は確信も…爆風が阻んだ“幻”の4号

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