佐々木朗希の“炎上”に米ファン期待? OB語る“現実”「失敗を見たがってる」「80%以上の人が」

ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】
ドジャース・佐々木朗希【写真:ロイター】

佐々木は6日のフィリーズ戦に登板予定

 ドジャース・佐々木朗希投手は5日(日本時間6日)の敵地フィリーズ戦に先発登板が予定されている。ここまで2試合に登板するも早期KOされ、計4回2/3で9四球、防御率5.79。米メディアはフィラデルフィアの登板が「大きな試練になると思う」と予想している。

 佐々木は19日の東京シリーズでメジャー初登板し、3回1失点だった。29日(同30日)の米国デビュー戦は1回2/3を投げ3安打2失点で早期降板。苦しい投球が続いている。米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」は4日(同5日)、「野球ファンはフィラデルフィアで登板するロウキ・ササキの滅多打ちを望んでいる?」と綴り、元ツインズのトレバー・プルーフ氏と司会者のクリス・ローズの見解を投稿した。

 プルーフ氏は「フィラデルフィアのファンは(前回登板で涙を流した佐々木朗希の)あのイメージを持っているだろう。週末だし、(球場は)とんでもない雰囲気になると思うよ。デビュー戦含めた2先発で思い通りに投げられていないササキにとって大きな試練になると思う」と予想。「彼の好投を願っているけど、フィリーズが彼を打ちのめすのもエンターテインメントとしてはいいと思う。私は性格が悪いね!」とし、“苦戦”する方が面白いとした。

 ローズ氏も「貴方がそう言ってくれなかったら、私が代わりにそう言っていましたよ! それが、私の回答でもありましたから」と返して両者は爆笑。「私は80%以上の人が(滅多打ちの方を)見たがっていると思います。ドジャースファン、フィリーズファンを除外した場合どれくらいになると思いますか?」とローズ氏は投げ返し、「多くの人がロウキ・ササキの失敗を見たがっているだろうね」とプルーフ氏は渋い顔で言葉を続けた。

 鳴り物入りで名門に入団。それゆえに“失敗”に期待するファンも多いのかもしれない。手厳しいことで知られるフィリーズファンに対し、佐々木は真価を発揮して見返すような投球を見せられるだろうか。

(Full-Count編集部)

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