広島21歳は「間違いなくスターに」 プロ1号が代打サヨナラ…「伝説の始まり」

愛工大名電から2021年ドラフト4位で入団…2023年は侍J入りも
■広島 8ー7 DeNA(5日・マツダスタジアム)
ニュースターが爆誕した。広島の田村俊介外野手が5日、DeNA戦(マツダスタジアム)でプロ1号をサヨナラ本塁打で飾った。延長戦にもつれ込む激闘を一振りで終わらせ、「あまりにも希望すぎる」「伝説の始まり」とファンの心を完璧に捉えた。
決着は一瞬だった。田村は7-7の延長11回に代打で登場。山崎康晃投手の初球145キロの直球を完璧に捉え、右翼席へアーチをかけた。プロ4年目で嬉しい初本塁打が、代打による劇的なサヨナラアーチとなった。
愛工大名電から2021年ドラフト4位で入団。2023年は故障もあり1軍10試合出場にとどまったが、打率.364(22打数8安打)をマークして一躍注目の存在に。2024年は3月の欧州代表戦で「侍ジャパン」に選出され、開幕スタメンを掴んだが結果を残せず、昨季は37試合で打率.198、OPS.496にとどまった。
しかし、今季は最初の10打数で4安打と波に乗り、この日は劇的なサヨナラ弾でプロ1号をマーク。スター性を感じさせる活躍に、カープファンも興奮は最高潮のようだ。「広島東洋カープの希望こと田村俊介様」「田村俊介は間違いなくスターになります」「カープの未来」と将来に期待する声や、「涙出てきた」「泣いたし叫んだしこれを見れたことに感謝感激雨嵐」「感情のネジが完全に取れちゃった」などと、あまりの一打に感動の声も寄せられた。
(Full-Count編集部)

