大谷翔平、敗戦も「簡単に終わる試合がないのはすごくいい」 自身はサイクル安打ならず

最終回は四球でサイクル安打ならず
■ナショナルズ 6ー4 ドジャース(日本時間8日・ワシントンDC)
ドジャースの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、敵地でのナショナルズ戦に「1番・指名打者」で出場し、4号2ランを含む4打数3安打2打点の活躍を見せた。チームは4-6で敗戦れたが、試合後に「雰囲気自体は悪くない。切り替えて戦っていきたい」と振り返った。
チームは今季初の連敗を喫したことに「1回目の遠征なので、なかなかリズムに乗り切れないところはあるのかなとは思いますし、その中でやっぱり粘り強く戦えているとは思っているので」と評価。この日も2点差での惜敗となったが、「逆に言えば簡単に終わる試合がないっていうのはすごくいいことじゃないかなと思う」と語った。
大谷は初回、先頭の第1打席は痛烈な打球を放ち、二塁手を強襲する内野安打。3試合10打席ぶりの安打を記録し、開幕からの連続試合出塁を「12」とした。2点を追う3回2死一塁での第2打席、3球目の直球を完璧に捉えると、飛距離378フィート(約115.2メートル)、打球初速101.9マイル(164キロ)の一時同点弾に。4試合ぶりの4号2ランは敵地での通算100号に、同僚たちに向かって“デコルテポーズ”も披露した。
勢いそのままに迎えた第3打席は右中間フェンスを直撃する、今季初の三塁打。飛距離は約120メートルだったが、惜しくもスタンドには届かなかった。サイクル安打が期待された8回の第4打席は見逃し三振に倒れた。9回の第5打席を四球を選んだ。
(Full-Count編集部)
