大谷翔平は「全集中していた」 サイクル王手の躍動をド軍指揮官が激賞「極めていい夜」

4打数3安打2打点…6年ぶりサイクル安打達成ならずも打率.311上昇
■ナショナルズ 6ー4 ドジャース(日本時間8日・ワシントンDC)
ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地で行われたナショナルズ戦で4打数3安打2打点でサイクル安打に王手をかける活躍を見せた。デーブ・ロバーツ監督は「今日は全集中していた」と躍動ぶりを称えた。
大谷は初回の第1打席に二塁内野安打を放つと、3回には4試合ぶりの同点4号2ラン。5回の第3打席には右中間フェンスに直撃する三塁打を放ってサイクル安打にリーチをかけた。しかし第4打席は見逃し三振、4-6の9回2死三塁では全6球スプリットで四球を選んだ。自身6年ぶりの快挙とはならなかったが、打率は.311に上昇した。
指揮官は「(ナショナルズ先発の)マッケンジー・ゴアは球界屈指の若手左腕だ。その中でショウへイの(彼に対する)打席は非常に優れていた。最後の(9回)の打席も、フィネガン相手にサイクル安打を狙うことなく四球を手に入れたことが、彼がチームを重視する選手で次の打者にタスキをつないだことの表れだ。彼は極めて良い夜を送った」と賛辞を送った。
