大谷翔平の4号は「平凡」 米実況がニヤリ“皮肉”…バットの先ながら「115mしか」

4号2ランを放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
4号2ランを放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

ナショナルズ戦で4試合ぶりの一発

■ナショナルズ 6ー4 ドジャース(日本時間8日・ワシントンDC)

 ドジャース・大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地で行われたナショナルズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第2打席で4試合ぶりの4号を放った。試合を振り出しに戻す一発だった中、米実況は「オオタニにしては平凡ですね」と冗談交じりに伝えた。

 2点を追う3回2死一塁での第2打席、2-0からの3球目、左腕マッケンジー・ゴアの直球を完璧に捉えた。飛距離378フィート(約115.2メートル)、打球初速101.9マイル(164キロ)の一発に敵地も騒然とした。

 地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況、ジョー・デービス氏は「同点に追いついた!」と興奮して伝えたが、解説のエリック・キャロス氏は「前回ワシントンで放った一撃と同じようですね。でも、今回は捉えた感触はないでしょう。バットの先に当たったと思います。平凡な本塁打です。だって、380フィート(約115.8メートル)しか飛んでいないんですよ」とニヤリ。

 またデービス氏は「週末は11打数1安打、三振を量産していたので、ショウヘイ・オオタニはフィラデルフィアから脱出できて嬉しいでしょう。2打数2安打、2打点。本塁打はデコルテの協賛です」とし、最近チーム内に浸透している新セレブレーションを引き合いに出し、一発を称えた。

 大谷は試合後、“デコルテポーズ”に言及。「それができるということは、たくさんみんなが打ってる証拠だと。はい、いい雰囲気なんです」と笑顔。何度も“CM”が披露されることを歓迎していた。

(Full-Count編集部)

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