西武OBが挙げた「気になるルーキー」　18歳が衝撃制球力…抜群の0/54＆1.38

西武のドラフト5位・篠原響はファーム3試合で防御率1.38

　7日にパーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルにて配信された「月曜日もパテレ行き」第5回の放送に銀次氏、金子侑司氏が出演。1週間の試合で気になった選手やプレーを振り返った。

　楽天からは、打率.409と好調の阿部寿樹内野手がピックアップされると、「噂で聞いたんですけど……阿部さんってネガティブなんですか？」と金子氏。3月26日にパーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルにて配信された「パ・リーグ FANS MEETUP2025」楽天編にて、伊藤裕季也内野手と小郷裕哉内野手が「12球団でトップクラスにネガティブだと思う」（小郷）「たぶんポジティブになったら8割ぐらい打ちますよ」（伊藤裕）と明かしたことで話題になっている阿部だが、銀次氏は「ネガティブ！」と即答した。

「『銀次さん、俺もう打てないよ～、こんな球打てるわけないよ～』とか言ってくる。岩手県出身だからちょっと内気なんだよね！」と銀次氏だからこそ知っている阿部の素顔を明かしつつ、「でもしっかり結果残すからね。自主トレも浅村（栄斗内野手）と一緒にいろいろ話しながらやっていたけど、本当によく練習している」と野球に取り組む姿勢を絶賛した。

　また金子氏は「まだ1軍デビューはしていないんですけど、気になるルーキーがいまして」と西武のドラフト5位・篠原響投手の名前を挙げた。「高卒のピッチャーがすごいみたいなんです。コントロールがめちゃくちゃ良くて、54人に投げて四球がゼロ。球も速いし、話を聞いているとめちゃくちゃ良い」と語ると、同じく高卒でプロ入りしている銀次氏も「楽しみだな」と期待を示した。

　篠原は今季ここまでファーム3試合に登板。打者54人に対して、被安打14、与四球0、防御率1.38の好成績で存在感を見せている。ここからさらに経験を積み重ね、早い段階での1軍デビューを目指したいところだ。

（「パ・リーグ インサイト」編集部）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）