NPB通算181発ブランコ氏の最期 天井崩落直前、元オリ同僚の命を救う行動…海外報道

オリックス時代のトニ・ブランコ氏【写真:編集部】
オリックス時代のトニ・ブランコ氏【写真:編集部】

オリックスで同僚だったヘルマン氏が証言

 元中日のトニ・ブランコ氏が8日(日本時間9日)、母国のドミニカ共和国で事故死した。同日朝に首都サントドミンゴのナイトクラブで起きた天井崩落事故に巻き込まれた。悲劇直前の行動も明らかになった。

 地元メディア「Z101」のディレクター、ヘクター・ゴメス氏は、元西武のエステバン・ヘルマン氏の証言を紹介した。ブランコ氏は天井の一部が崩れ落ちそうになっていることに気づき、トイレから席へ戻ろうとしたヘルマン氏を突き飛ばしたという。その数秒後にブランコ氏は天井崩落で亡くなったという。

 ブランコ氏とヘルマン氏は2015年にオリックスでプレーした。通算181本塁打を放ったスラッガーは悲劇的な事故に巻き込まれたが、元チームメートの命を救ったようだ。

(Full-Count編集部)

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