菊池雄星、6回4失点で2敗目…開幕3戦で未勝利 初回に痛恨の満塁被弾、防御率5.00

初回にカバジェロに満塁弾を浴びる…防御率5.00
【MLB】レイズ 5ー4 エンゼルス(日本時間10日・タンパ)
エンゼルスの菊池雄星投手が9日(日本時間10日)、敵地で行われたレイズ戦に先発。初回に満塁弾を許しながらも6回を投げて4失点、5奪三振と粘投したが、今季2敗目を喫した。防御率は5.00。
手痛い一発となった。初回に2安打と四球で2死満塁のピンチを招くと、カバジェロに初球の95.3マイル(約153キロ)の直球を捉えられた。右翼席へ飛び込む満塁弾。渡米後2本目となるグランドスラムに呆然とした。
しかし、2回以降は変化球を中心にゼロを並べた。6回には1死から二塁打と四球でピンチを背負うも、満塁打を浴びたカバジェロを三振に打ち取り、モンテスもニゴロに抑えて無失点。6回で104球を投げ、6安打3与四球5奪三振、4失点の粘投だった。
菊池は昨オフにアストロズからFAとなり、エンゼルスに3年3600万ドル(約53億円)で入団。移籍1年目から初の開幕投手を任されたが、開幕戦は6回3失点で黒星を喫し、2日(同3日)のカージナルス戦も6回3失点で白星とはならなかった。今季は0勝2敗、防御率5.00と負けが先行しているが、3登板いずれも6回を投げ切り、先発投手として一定の成績を残している。
(Full-Count編集部)
