わずか3秒…巨人キャベッジの“爆速弾”「わけわからん」 漂う当たり助っ人の予感

今季は11試合で打率.333、3本塁打、OPS.977
■巨人 6ー3 DeNA(9日・横浜)
驚異の弾道でスタンドインした。巨人のトレイ・キャベッジ外野手は9日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦で9試合ぶりの3号を放った。捉えた瞬間からわずか3秒で着弾する一発。「ミサイルみたいな打球」「弾道も打球速度もやばいな」とファンの度肝を抜いた。
3-0リードで迎えた7回2死で打席が回ると、カウント1-1から浜地真澄が投じた内角の変化球を捉えた。弾丸ライナーでわずか3秒でスタンドに突き刺さり、場内は騒然とした。開幕から2試合連続本塁打も、その後9試合は一発なし。直近10打席連続で凡退した中で生まれた一打にどよめきが広がった。
「バットから放たれるレーザービーム」「この弾道でスタンドまで届くのえぐ」「やばすぎw」「何回見てもわけわからん弾道しとる」「これ入るのヤバすぎ」「何この打球やばすぎやろ」「当たったら怪我じゃ済まんぞ」と打球に驚く声の他、「ええのとった」「バケモンじゃねえか」「キャベッジやっぱり神」「バケモンすぎるw」と今季の活躍に称賛を送るファンもいた。
エンゼルス時代は大谷翔平投手(現ドジャース)ともチームメートで、昨年は傘下3Aソルトレークで打率.306、30本塁打、32盗塁の“トリプルスリー”を達成した大器。オープン戦では44打席で打率.214、0本塁打、3打点、14三振と苦戦したが、ここまでは主に2番に座り、11試合で打率.333、3本塁打、OPS.977と好成績を残し、チームを牽引している。