パドレス、メジャー最速10勝 19年ぶり地区優勝へ好発進…ドジャースら強豪揃いも

アスレチックス戦に先発したランディ・バスケス【写真:Getty Images】
アスレチックス戦に先発したランディ・バスケス【写真:Getty Images】

開幕から7連勝…投手陣は防御率1.65

【MLB】パドレス 2ー1 アスレチックス(日本時間10日・サクラメント)

 パドレスは9日(日本時間10日)、敵地でのアスレチックス戦に2-1で勝利。今季メジャー最速で10勝目(3敗)に到達した。ドジャースやダイヤモンドバックスなど強豪揃いの地区で快調に白星を重ねている。

 前日の同カードは今季ワースト10失点を喫したが、この日は先発のランディ・バスケスが5回1失点にまとめると、モレホン、エストラーダ、アダム、スアレスと盤石のブルペンリレーでつないだ。先制を許す展開も3回にオスカー・ゴンザレスの適時打で同点とし、5回にギャビン・シーツの犠飛で勝ち越し。2-1で競り勝った。

 昨オフはオーナー一家のお家騒動でチームが揺れ、主力のトレード説が浮上。ごたごたムードの中で開幕したが、フェルナンド・タティスJr.や契約延長を結んだ若きジャクソン・メリルが躍動。開幕から7連勝し、球団新記録の8連勝中だったドジャースの背中をぴったりと追う。

 4日(同5日)のカブス戦で今季初黒星を喫し、さらに連敗したものの、その後も引きずらずに勝利を重ねた。ここまでブルペン投手陣の防御率はメジャートップの1.65。ダルビッシュ有投手の不在を感じさせず、投打で充実ぶりを見せている。

 地区優勝は2006年を最後に18年間遠ざかっている。ドジャースやダイヤモンドバックス、ジャイアンツと強豪が揃う地区で、久しぶりの栄誉を掴めるか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY