西武のイケメンV戦士が明かす“激やせ”の真相 細かった先輩2人との「無言」

第5回の放送に出演した元西武・金子侑司氏【写真:PLM】
第5回の放送に出演した元西武・金子侑司氏【写真:PLM】

配信に入りきらなかった逸話

 4月7日、パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルにて配信された「月曜日もパテレ行き」第5回の放送に銀次氏と金子侑司氏が出演し、「パ・リーグの新人が大豊作」をテーマに、今シーズンのルーキーの活躍を解説した。配信には入りきらなかった“こぼれ話”をお届けする。

 宗山塁内野手、渡部聖弥外野手、西川史礁外野手など、今季はドラフト上位のルーキーが1軍で躍動していることを受けて、番組では新人選手の活躍をピックアップ。銀次氏、金子氏がそれぞれの視点で評価した。その途中で、それぞれのルーキー時代の写真が流れるシーンが。そこで、生配信後の金子氏に、自身のプロ1年目を振り返ってもらった。

 2012年ドラフト3位で西武に入団した金子氏は、1年目の春季キャンプから1軍入り。計94試合に出場し、62安打、12盗塁、打率.223をマークするなど、ルーキーイヤーから存在感を示したが、中でも特に一番印象深い出来事を聞いた。

「開幕戦、スタメンで名前を呼ばれて守備位置についた時ですね。(数カ月前まで)学生だった僕からしたら、初めての満員の球場なので『すごいな……』と思って。試合前、スタメンとして並んでいる時から足が震えていました。もちろん初打席に立った時も足が震えていて、『とりあえず初球を振っとけ!』とバットを振ったら、初ヒットになったんです」

 チームメートとのエピソードを尋ねると、その年の新入団選手で、キャンプから1軍スタートを切ったのは金子氏だけだったこともあり、あまりの緊張で「野手の先輩とはなかなか話ができなかった」そう。そのなかでも、「初めてご飯に誘ってくれたのは星(孝典)さんと武山(慎吾)さんだった」といい、ある選手との思い出深いエピソードを教えてくれた。

「よくご飯に連れて行ってくれたのが岸(孝之)さんと野上(亮磨)さん。3人とも細かったので、『ガリーズ』というチームをつくっていました(笑)」

 開幕から1、2か月で体重が約6~7キロ落ちてしまい、首脳陣から「とりあえず練習しなくていいから、2軍に行っていっぱい食べて来い」と言われるほど食が細かった金子さん。「ガリーズの3人でご飯を食べに行って、とりあえずお腹いっぱいになるまで無言で食べるんです。そして、お腹いっぱいになったら、やっと喋り出すみたいな……」と、“ガリーズ”の思い出を懐かしそうに話してくれた。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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