山本由伸をLAメディア大絶賛「何て凄い夜」 6回2安打9K無失点…脱帽続出「衝撃のピッチング」

カブス戦に先発…6回103球で2安打9奪三振
【MLB】ドジャース ー カブス(日本時間12日・ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手が11日(日本時間12日)、本拠地でのカブス戦に先発登板し、6回2安打無失点で降板した。9奪三振の力投を見せ、LA記者からも「何て凄い夜なんだ」と絶賛の声が相次いだ。
エースが圧倒的な存在感を放った。初回先頭のイアン・ハップ内野手は4球目のスプリットで空振り三振に仕留め、続く強打者のカイル・タッカー外野手も96.7マイル(約155.6キロ)の直球で見逃し三振を奪った。2死からは3番の鈴木誠也外野手を右飛に打ち取った。
2回も2つの三振を奪い、3回も3者凡退に封じた。、4回は1死からタッカーに右翼線二塁打を許し、続く鈴木にも右安打を浴びてピンチに。しかし鈴木の走塁ミスもあって2死となると、ブッシュを6球目のスプリットで空振り三振に仕留めて雄叫びをあげた。その後5~6回もゼロに抑え、6回103球を投げて2安打無失点、1四球9三振の好投だった。
山本の降板後、LA記者は感動と称賛の声を一斉に送った。ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は「何て凄い夜なんだ」と脱帽。地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者も「ヨシノブ・ヤマモトが金曜日のカブス戦で衝撃のピッチングを披露 ドジャースタジアムの観客は降板時にスタンディングオベーションを送った」と笑顔を見せた。
降板時には打線の援護がなかったが、直後の攻撃でトミー・エドマン外野手が6号3ランを放ち、勝利投手の権利が飛び込んできた。エースに白星がつくか注目される。