野手登板のロハス、“朗希モノマネ”で被弾　そっくり山本＆カーショーも…ド軍ベンチ爆笑

ドジャースは今季初の2桁失点…ロハスが8回からマウンドへ

【MLB】カブス 16ー0 ドジャース（日本時間13日・ロサンゼルス）

　ドジャースのミゲル・ロハス内野手は12日（日本時間13日）、本拠地で行われたカブス戦の8回から登板。0-11の大差の場面で山本由伸投手のグラブを借りてマウンドに上がり、8回は無失点に抑えた。続投した9回からは佐々木朗希投手のモノマネも披露するも、まさかの被弾を喫した。

　先発の佐々木はメジャー移籍後最長の5回を投げ、4安打1失点の粘投を見せたが、後続の投手陣が乱調だった。ベン・カスパリウスが1回2/3を7安打6失点、ルイス・ガルシアが1/3回で3安打4失点を喫し、ドジャースは8回で今季ワーストの11失点となった。

　メジャーでは勝負がついたような展開では、投手陣を休ませるために野手が登板することが多い。そしてガルシアに代わり、マウンドに上がったのがこの日ベンチスタートだったロハスだった。

　山本の青いグラブをつけ、フォームモノマネ。現地実況も笑いをこらえるのが精一杯だったが、緩いボールで順調にアウトを重ねた。1回1安打無失点でベンチへ。ナインからも拍手が送られた。そのまま大谷翔平投手に代わって打席に立ち、左飛でまさかの“二刀流”も。

　ロハスは9回も続投。すると今度は左投げのクレイトン・カーショー投手を真似たフォームを披露した。さらに佐々木も彷彿とさせるダイナミックな投球を見せたが、痛恨の一発。最終的に2回7安打5失点で、今度は笑顔なくベンチへ戻った。