有名女優と結婚も…獲得先なく引退決断 2度の戦力外、元有望株の第2の人生

妻は女優のヴァネッサ・ハジェンズ…「ハイスクール・ミュージカル」などに出演
所属先が無かった時期に有名女優と結婚したことで話題を呼んだコール・タッカー内野手が、静かにユニホームを脱いだ。ドラフト1巡目(全体24位)指名でプロ入り。期待を寄せられたが、厳しい結果に終わっていた。
地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番、ジェフ・フレッチャー記者は春季キャンプ時、タッカーについて「選手としてのキャリアは終了し、コーチ職を検討している」と伝えた。記事によると、ゲストインストラクターとしてキャンプに参加していたという。
28歳のタッカーは2014年のMLBドラフト1巡目(全体24位)でパイレーツに入団。有望株として期待されていたが、2022年5月にDFA(事実上の戦力外)となった。2023年12月、「ハイスクール・ミュージカル」などで主演を務めた美人女優のヴァネッサ・ハジェンズと結婚。“格差婚”と話題になった。
昨年4月にエンゼルスとマイナー契約を結び、5月にメジャー昇格した。しかし、25試合で打率.180、OPS.563とふるわず、6月17日(同18日)にDFAに。傘下3Aでは54試合で打率.251、3本塁打26打点に終わり、10月にFAになっていた。メジャー通算成績は183試合で打率.213(494打数105安打)、5本塁打、40打点、7盗塁、OPS.582だった。
2014年のMLBドラフト1巡目では、カルロス・ロドン投手(全体3位)、カイル・シュワーバー外野手(同4位)、アーロン・ノラ投手(同7位)、マイケル・コンフォート外野手(同10位)、トレイ・ターナー内野手(13位)らがプロ入り。タッカーの次に25位で指名されたマット・チャップマン内野手は通算184本塁打を放っている。
(Full-Count編集部)
