“大谷と仲良し”元同僚に異変「何か解決策を…」 ロッカーで呆然…漏れた本音

14試合で打率.108、OPS.439
【MLB】カージナルス 7ー0 フィリーズ(日本時間14日・セントルイス)
エンゼルス時代に大谷翔平投手(ドジャース)とともにプレーした男が苦しんでいる。フィリーズのブランドン・マーシュ外野手は今季、これまで14試合で打率.108と絶不調だ。MLB公式サイトの記事でも「今はただ苦しい時期」と本音を吐露した。
マーシュはエンゼルスで2021年にデビュー。2022年途中にトレードでフィリーズへ移籍すると調子を上げ、2023年はレギュラーに定着して133試合で打率.277、12本塁打を記録。2024年は135試合で打率.249、自己最多の16本塁打と19盗塁を記録するなど、3年連続プレーオフ進出に貢献した。
だが、今季は14試合で打率.108、1本塁打、4打点、OPS.439と苦戦。13日(日本時間14日)まで11試合連続無安打で、4月に入ってから安打なしという深刻な打撃不振だ
MLB公式サイトでフィリーズ番を務めるトッド・ゾレッキ記者は、13日(14日)のカージナルス戦で敗れた後、ロッカーをじっと見つめるマーシュの様子を描写。「彼は答えを探している」として、11日(同12日)から始まったカージナルスとの3連戦でチームが奪った得点はわずか「4」で、マーシュの不振もその要因の1つであることを指摘した。
マーシュ本人も「今はただ苦しい時期を過ごしている」と心境を告白。「このチームが勝つためにできることは何でもやらなければならないのに、今はそれができていない。だから、何か解決策を見つけ出さないといけないんだ」と語り、不振の原因を見つけ出せずにいるようだった。
マーシュはオープン戦ではOPS.822とまずまずの調子を残し、苦手としていた左投手が相手でも先発出場する機会を与えられてきた。だが、結果は残せていない。ゾレッキ記者は「1日か2日休む必要があるかもしれない」との見解を示しており、ロブ・トムソン監督も「それについては考えないといけないな」と含みを持たせている。
蓄えた髭と俊足、さらには大谷との仲の良さでエンゼルス時代から日本で人気を博していたマーシュ。次回のドジャース戦では、かつてのような笑顔で大谷と再会する姿が見られることを願いたい。
(Full-Count編集部)
