巨人21歳を「すぐ1軍で見たい」 悪癖克服で急進化…獲得した2桁背番号「ついに来た」

14日に支配下契約を結んだ巨人・笹原操希
巨人は14日、4年目21歳の笹原操希(みさき)外野手と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は「69」。今季は2軍で打率.375、OPS.979をマークするなど大活躍。ファンは「すぐ1軍で見たい」「期待しかない」と声をあげている。(成績は全て14日終了時点)
笹原は上田西高(長野)では通算33本塁打をマーク。2021年育成ドラフト4位で巨人に入団した。昨年は2軍で48試合に出場し打率.288(104打数30安打)、3軍では42試合で打率.317(120打数38安打)1本塁打を記録。台湾でのアジアウインターリーグでは、NPB選手トップの17安打、打率.340と躍動した。今季は2軍で14試合に出場、打率.375(32打数12安打)、チームトップの5盗塁と猛アピールして支配下を手にした。
プロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、三振割合は昨年の25.6%から10.5%に激減した。ボールゾーンスイング率は29.8%から24.7%に改善。逆にコンタクト率は74.9%から85.5%にアップした。好結果の要因が指標でもくっきり表れている。
進化を続ける21歳に、ファンの期待も高まる。SNSには「即1軍出場も大いにあり得る」「ついに来た」「凄まじい」「期待しかない」「巨人を背負う選手になりそう」「夢と希望あふれる若手」とコメントが寄せられている。早期1軍昇格もあるのか、背番号69に注目が集まる。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。
