大谷翔平は「2本逃した」 指揮官も惜しんだ“幻アーチ”「入ったと思ったよ」

ロバーツ監督「空気に湿気が含まれて、あまり伸びなかった」
【MLB】ドジャース 5ー3 ロッキーズ(日本時間15日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で6試合ぶりの5号ソロを放った。5打数3安打1打点で打率.296。チームは接戦を制し、連敗を2で止めた。デーブ・ロバーツ監督は「今晩はいい試合だった」とご機嫌だった
大谷は第1打席で右前打。第2打席で5号ソロを放った。打球速度112マイル(約180.2キロ)、飛距離408フィート(約123.4メートル)の中越え弾だった。第4打席は二塁内野安打で今季3度目の3安打を記録した。
残る2打席の凡打もフェンス手前まで飛んだ右飛と左飛。右飛はエンゼルスタジアム、左飛はリグレー・フィールド、シティ・フィールドでは入っていた当たりで、逆風に阻まれた形となった。
指揮官は試合後、「今晩はいい試合だった」とご満悦。「ショウヘイは2本逃したけどね」と幻の本塁打について言及した。フェンス手前で捕球された2本の飛球について「間違いなく(入っていれば)私たちのスコアは変わっていた」と振り返った。
さらに「2つとも入ったと思ったよ。とてもいいスイングだった。(今日は)空気に湿気が多く含まれていたから、飛距離があまり伸びなかった。幸運にも湿気が多くなる前にムーキー(ベッツ)が初回に本塁打を打ってくれた」と大谷の打撃に満足げだった。
(Full-Count編集部)
