1014億円契約を逃した? 大谷翔平の契約を狙った“大物代理人”…届かなかった熱意

ボラス代理人「5回も日本へ飛び、両親にも会っていた」
ドジャース・大谷翔平投手の代理人を務めようと、大物代理人のスコット・ボラス氏の熱意は相当なものだったようだ。米経済メディア「ブルームバーグ」は敏腕代理人が見せた争奪戦の裏側を伝えた。
大谷がメジャー挑戦する2017年オフ前、ボラス氏も大谷の代理人契約を目指していたという。「オオタニはボラス氏の顧客ではない。しかし、それは(ボラス氏が大谷との契約を)試みなかったという訳ではない。オオタニが2018年米国に来る前に、ボラス氏は彼と契約しようと、5回も日本へ飛び、彼の両親にも会っていたのだ」と伝えた。
しかし、最終的にはCAAスポーツのネズ・バレロ氏と代理人契約。大谷はFAとなった2023年オフには当時の北米史上最高額となる10年7億ドル(当時1014億円)でドジャース入りした。地元メディア「ドジャース・ネーション」も公式X(旧ツイッター)でボラス氏が大谷の代理人契約を逃したことをツイートした。
ドジャース・ネーションのXには、ファンは「ボラスがショウヘイの代理人を務めていればドジャースと契約しなかっただろう」「ボラスが代理人を務めていたらFAの時に契約が決まらなくて、2月に古巣と再契約していただろう」「(バレロ氏と契約して)ほっとしたよ」「大正解」などとコメント。ボラス氏が大谷の代理人なら、どんな野球人生になっていたのだろうか。
(Full-Count編集部)
