今永昇太、不運の連続も「僕はチャンスを逃した」 “自責0”の痛恨被弾も背負う責任

ファウルフライを味方野手が連続落球→マチャドに痛恨被弾
【MLB】カブス 2ー1 パドレス(日本時間16日・サンディエゴ)
カブスの今永昇太投手は15日(日本時間16日)、敵地でのパドレス戦に先発。5回4安打7奪三振1失点(自責点0)と好投したが、勝敗は付かなかった。味方の拙守が続いたところで被弾したことに「あのようなことが起きた時はチャンスと捉えないといけない」と語った。
今永は4回まで3安打無失点。ところが5回2死で迎えたマニー・マチャド内野手の打席で、味方のミスが重なった。ファウルフライに抑えたかに見えた場面が2度続いたが、カイル・タッカー外野手、ゲージ・ワークマン内野手が相次いで落球。結果、マチャドに左中間へソロを浴びてしまった。
ファウルフライを捕球していれば、無失点で終えた展開。しかし、左腕は言い訳しなかった。「あのようなことが起きた時はチャンスととらえないといけない。あそこを抑えて周りの信頼を得られる。僕はそのチャンスを逃した。次回は抑えて信頼を得たい」と言い切った。
「投げたボールは、マチャド選手が一番捉えられるコースと高さに投げてしまった。自分のミスです」と責任を背負った。
さらに「エラーしようと思う選手は100%いない。言い訳することは簡単だと思いますけど、打たれたのは事実。僕の野球道では、言い訳よりもチャンスと捉える難しい方を選んだ方が、いい野球人生を歩めると心の底から思います」と続けた。
今季はこれで5登板で2勝1敗、防御率2.22。先発ローテの一角を担う自負が滲み出る言葉だった。
(Full-Count編集部)
