ロバーツ監督が6失点右腕に苦言「もっと上手に」 狙われた変化球「戦えるだけの力がない」

今季初登板だったミラー
【MLB】ドジャース 8ー7 ロッキーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地でのロッキーズ戦で8-7で勝利した。1点ビハインドで迎えた初回に一挙7点を奪ったものの、先発したボビー・ミラー投手が3回に5失点。1点差に迫られたが、リリーフ陣の粘りで何とか勝利した。試合後、デーブ・ロバーツ監督はミラーについて「もっと投げないとダメだ」と苦言を呈した。
今季初登板となったミラーは、初回、2死一塁からファーマーに適時打を許して失点。その裏、大谷翔平投手の先頭打者弾で同点に追いつくと、打線が止まらずスコアボードに7を刻んだ。
ミラーは2回は無失点も、3回に2安打と四球で1死満塁とし、トグリアに満塁弾、モニアックにソロを浴び、大勝ムードが一変した。
試合後、指揮官はミラーの投球について「有利なカウントにしないといけない。彼らは若くて積極的なチーム。なので、カウントが不利になってはいけない。そうなってしまえば、間違いが起きる。(調子が悪くても)ボビーはもっと上手にイニングを稼がないといけないね」と厳しい口調だった。
「カーブ、速球の制球はよかった」としながらも、痛打された変化球には苦言。「チェンジアップとスライダーが戦えるだけの力がなかった。なので、それは取り組まなければいけないことだ。勉強代だ」と話した。
(Full-Count編集部)