大谷翔平の特大6号は「場外弾になってたかも」 ロバーツ監督も仰天「そのうち起こる」

ドジャースタジアムの場外弾はわずか5人
【MLB】ドジャース 8ー7 ロッキーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地でのロッキーズ戦に8-7で勝利。3連勝で貯金は8となった。先制を許した直後、大谷翔平投手が先頭打者弾を放ち、一挙7得点と打線がつながった。試合後の取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「とても際立っていた」と笑顔を見せた。
LAに号砲が鳴り響いた。0-1の初回先頭の第1打席、右腕マルケスがカウント1-2から投じたナックルカーブを完璧に捉えた。今季初の先頭打者弾に本拠地は騒然となった。打球速度111マイル(約178.6キロ)、飛距離448フィート(約136.6メートル)、角度32度の一発だった。
惜しくも場外弾にはならなかったが、ベンチでその瞬間を見守っていたロバーツ監督も衝撃を受けたようだ。米記者から大谷が場外アーチを打つ日がくるかと問われると、笑顔を見せて「うん、来ると思うよ」。続けて「デーゲームか夏場になったら、あの打球はスタジアムの外に出てたかもしれないね。だからそのうち起こるはずさ」と目を輝かせた。
ドジャースタジアムで“場外弾”を記録した選手は過去にわずか5人、延べ6度。現役ではフェルナンド・タティスJr.外野手(パドレス)、ジャンカルロ・スタントン外野手(当時マーリンズ)も達成しているが、左打者ではウィリー・スタージェルだけだ。ロバーツ監督は“弟子”に、史上6人目の快挙を成し遂げる姿に期待を寄せた。
先制を許したドジャースだったが、大谷の6号から7得点をあげた。大谷は第2打席でタイムリーを放った。また、フレディ・フリーマン内野手も3打数2安打1四球の活躍。「(下位打線も活躍したが)今晩ショウヘイとフレディ(フリーマン)が成し遂げたことは、とても際立っていた」と称賛を送った。
(Full-Count編集部)