22歳の大砲候補が“覚醒気配” 衝撃の1発にファン歓喜「救世主が降臨」

昨年の2軍2冠王“ダイナマイト”覚醒か
■ロッテ 4ー0 日本ハム(16日・ZOZOマリン)
期待の大砲候補に待望の一発が飛び出した。ロッテの山本大斗外野手が16日、本拠地ZOZOマリンスタジアムでの日本ハム戦に「6番・左翼」で先発出場。6回に嬉しいプロ1号となる先制3ランが飛び出した。ファンからも「遂に世に知られる時が来たか」「全ロッテファンの夢を背負う漢」と歓喜の声が出ている。
両軍無得点のまま迎えた6回1死一、二塁の第3打席。杉浦稔大投手の変化球を捉え、豪快に左翼席に運んだ。チームに勝利をもたらす値千金の一打にSNSでは「素晴らしい救世主が降臨」「最高の一発」「まじで嬉しい。20本くらい打ってほしい」「期待の右の大砲やっと出てきた!」「これは涙が出そう」などの声が溢れている。
2020年育成ドラフト3位でロッテに入団。2022年7月に支配下登録され、昨季は5試合で打率.111。1軍ではまだ本塁打はないが、昨季は2軍で19本塁打、66打点で2冠に輝くなど潜在能力は示していた。
同じ右の大砲候補には山口航輝外野手、西川史礁外野手らライバルがひしめくが、まだ和製大砲が定着していないチームにとって、待ち望んだ光明を感じさせる一打。“ダイナマイト”の愛称を持つ若きスラッガーの大きな一歩に、今後の期待が高まる。