今永もビックリ…ダルビッシュの行動に米賛辞「彼に敬意を」 試合前に異例の光景「素晴らしい」

試合前に“ダル塾”…キャッチボールも
【MLB】パドレス 4ー2 カブス(日本時間17日・サンディエゴ)
シーズン中に“ダル塾”が開講した。カブスの今永昇太投手は16日(日本時間17日)、ペトコパークでのパドレス戦前にダルビッシュ有投手と談笑。変化球の握りなどを教わった後、キャッチボールする場面があった。敵チームに所属する関係性ではあるが、同じ日本人。現地のファンからは「日本人選手はお互い成長するよう助け合いの精神を持っている」「ダルビッシュに大きな敬意を表する」とコメントが寄せられている。
試合前、2人は外野で挨拶し、ボールを持って握りや投げ方について話し込む場面があった。その後は距離をとってキャッチボールも。相手選手同士がキャッチボールを行うのは珍しい光景だ。今永はダルビッシュの変化球をキャッチし、「おぉ~」と驚いた表情を見せる場面もあった。
地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」は「ユウ・ダルビッシュとショウタ・イマナガが本日の試合前に雑談を行った」とX(旧ツイッター)に投稿。レポーターを務めるテイラー・マクレガーさん「ショウタによると、ユウに変化球の回転のつけ方を聞いたそうです」と伝えた。
相手チームの選手にも快く知識を伝えるダルビッシュの行動に、同放送局の投稿には英語で「ダルビッシュは惜しみなく後輩やチームメートに自身の技術を教えている」「彼らが一緒のチームでプレーしてくれればいいのに」「私の大好きな日本人選手たち」など、称賛のコメントが寄せられていた。