大谷翔平、WBC出場へ意欲「選んでいただけるなら光栄」 ド軍は“容認モード”…ジャッジらは参加決定

ドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】
ドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

第5回WBCは“胴上げ投手”、MVPを受賞

【MLB】ドジャース 8ー7 ロッキーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で2試合ぶりの6号本塁打を放った。試合後は取材に応じ、2026年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について「選んでいただけるなら光栄なこと」と想いを明かした。

 大会を約1年後に控え、スター選手が続々と参加を表明している。米国代表では、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手がキャプテンに就任。さらにムーキー・ベッツ内野手やエンゼルスのマイク・トラウト外野手もリベンジに燃えている。また、パドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手もドミニカ共和国代表として出場する意向を表明。メッツのフランシスコ・リンドーア内野手もプエルトリコ代表のキャプテンとして参加することを発表した。

 スター選手の続々参戦に、ロッキーズ戦前に取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「私たちのチームにも最高の選手が多くいる。彼らが出たいなら、私はサポートしていく」とし、参加を“容認”していた。

 試合を終え、各国の状況について問われると、大谷は「選んでいただけるならそれは光栄なことですし。はい、まずは。そこまでは成績というか立場も含めてしっかりとやって。また今年1年、示していかないといけないのかなと思うので」と言及。「ほんとにまずシーズンをめいっぱい集中して、その先オフシーズンどうなるのかなっていうのをまた見たいなと思います」と考えを明かした。

 その上で「これまでも素晴らしい選手がたくさん出てましたし、アメリカ代表だけじゃなくて、他の国の選手たちももちろん素晴らしい選手たちがたくさん出ているので、その中でプレーできるっていうのは、個人的には特別な瞬間でしたし、子供の頃から見てる中で、1つの目標にはしてる場所ではあったので、本当にプレーできて良かったなっていうのが前回の大会の感想かなと思います」と、前回大会を振り返った。

 大谷は2023年の第5回大会で自身初のWBCを経験。全7試合で3番打者を務め、23打数10安打で打率.435厘、1本塁打8打点の成績を残した。投げても初戦の中国戦、準々決勝のイタリア戦と2試合に先発登板。決勝の米国戦では9回に登板して胴上げ投手に。計3試合で9回2/3で2勝1セーブ、防御率1.86の活躍で、大会MVPを受賞した。

(Full-Count編集部)

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