大谷翔平の特大6号の余韻止まらず　試合後も話題持ちきり…ド軍放送局の狂喜乱舞

大谷は今季初の先頭打者アーチ…飛距離137ｍの特大の一発

【MLB】ドジャース 8ー7 ロッキーズ（日本時間17日・ロサンゼルス）

　ドジャース・大谷翔平投手が16日（日本時間17日）、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、6号先頭打者弾を含む5打数2安打2打点の活躍を見せた。試合後の地元放送局での話題の中心は、やはり大谷の特大弾だった。

　初回に先制を許したドジャースだったが、即材に取り返す。初回先頭の第1打席、大谷は右腕マルケスがカウント1-2から投じたナックルカーブを完璧に捉えた。打球速度111マイル（約178.6キロ）、飛距離448フィート（約136.6メートル）、角度32度の豪快アーチだった。

　大谷は初回の第2打席でも適時打を放ち、7得点の呼び水となった。それでも、先発のボビー・ミラー投手が崩れ、試合は一気に緊迫した展開となったものの、ブルペン陣がどうにか逃げ切り、ドジャースは3連勝を飾った。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のポストシーズンショーでは、何度も繰り返し大谷の一発が取り上げられた。

　首位打者2回を誇り、ドジャースOBでもあるノマー・ガルシアパーラ氏は「変化球が真ん中に行きました。投手からしたら『お願いだから打ち損じをして』という感じでしたが、彼は許してはくれませんでした。遠い、遠いところに打ちました」と脱帽。さらに「Moment of the Game」に大谷の6号が選ばれると、同じくOBのジェリー・ヘアストンJr.氏も「ビッグ・ショーはすぐに試合を振り出しに戻してくれます」と最敬礼した。

（Full-Count編集部）