ジャッジは「地球上で最高の選手」 元MVPの同僚が“証言”「全部できる」

11試合ぶりの一発…今季成績は打率.409、OPS1.322
【MLB】ヤンキース 4ー3 ロイヤルズ(日本時間17日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が16日(日本時間17日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。7回に7号ソロを放つなど、3打数3安打1打点の活躍。打率は.409まで上昇した。同僚のコーディ・ベリンジャー外野手は「彼は地球上で一番の選手」と太鼓判を押した。
完璧な一発だった。3-3の同点で迎えた7回、右翼席へ勝ち越しとなる一発。4日(同5日)の敵地・パイレーツ戦以来11試合ぶりの本塁打となった。この試合は第1打席で左前打、第2打席で二塁打、第3打席は申告敬遠で、全4打席いずれも出塁となった。
試合後、ベリンジャーはジャッジの活躍に目を輝かせた。「本当にアメージングだよ」と脱帽し、「どんな場面でも彼が勝つって思える。彼は地球上で一番の選手。見ていて楽しいよ」と大絶賛した。一方でこの日先発したクラーク・シュミット投手はまさかの“いじり”を見せた。
「彼は全部できる。まさに“キャプテン・アメリカ”さ」としながらも、「彼、ずっとシングルヒットとツーベースばかりだったからね」と、“スランプ”を笑顔で指摘。「“そろそろスタンドに打ち込んでくれよ”って言ってたら、“わかってる、単打ばっかりなんだよ”って(笑)。だから、彼が一発を打ったのは最高だったよ」とニンマリだった。
2022年にはア・リーグ新記録の62本塁打を放ち、MVP投票では大谷翔平投手を上回って初の戴冠。昨年もメジャー最多の58発を叩き込み、自身2度目の選出となった。2026年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシックの米国代表にはキャプテンとして出場予定。果たしてどんな活躍を見せるだろうか。
(Full-Count編集部)