巨人・阿部監督、試合後の取材対応なし 田中将大が6失点KO、移籍後初黒星

田中は2回7安打6失点、NPB復帰後は自己最短KOとなった
■DeNA 9ー1 巨人(17日・東京ドーム)
巨人の田中将大投手は17日、DeNA戦(東京ドーム)で2回7安打6失点を喫し、移籍後初黒星を喫した。日米通算199勝はお預け。阿部慎之助監督は今季初めて取材対応を行わなかった。
悔しい本拠地デビューとなった。初回1死二、三塁から牧の右前適時打で先制を許すと、続く佐野の右犠飛で2点目を献上。2回は2死一、二塁から3者連続タイムリーで大量4失点した。2回52球を投げ、1奪三振1四球、7安打6失点。最速149キロを計測したものの、ボールのキレはなく、2021年のNPB復帰以降は自己最短KOとなった。防御率9.00。
前日16日にプロ初出場した笹原が「8番・右翼」で2試合連続スタメン入り。8回に東から左前打を放ち、プロ初安打をマークした。打線は9回にヘルナンデスの右翼線適時二塁打で1点を返すのみだった。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)