判明した大谷翔平の驚異的数値 悪条件なのに…まさかの「92」に米本音「信じられない」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

得点圏打率.143の一方で、得点21はリーグトップ

 ドジャースの大谷翔平投手の打順は機能しているのか。開幕から「1番・指名打者」に固定されている大谷に対し、なかなか得点圏で打席が回ってこないことから、打順を巡る議論が過熱中だ。その一方で米放送局が示したデータが話題を読んでいる。

 今季これまで打率.288、6本塁打、8打点、OPS.930となかなかの成績を残している大谷。しかし、20試合で得点圏は11打席のみ。相手投手の警戒は強く4四球を選んでいるため、7打数1安打の打率.143となっている。

 しばらく得点圏打率.000の状態が続いていたが、16日(日本時間17日)のロッキーズ戦で、初めて得点圏の適時打が飛び出した。ただ、得点圏での本塁打は依然としてゼロ。大谷の前に出塁できないドジャース下位打線の弱さを課題として挙げる見方がある。

 デーブ・ロバーツ監督はこの状況でも「いずれは走者が溜まった状態で打席に立てるだろう」と打順変更はしない方針。これまで大谷はリーグ最多の21得点を記録しており、リードオフマンとしての役割は十分に果たしている。

 そんな中、米放送局「MLBネットワーク」は17日(日本時間18日)、公式X(旧ツイッター)に「昨シーズン1番に就いてから109試合の成績」と投稿。昨季から大谷の「1番」での成績は打率.306、本塁打41、打点92、盗塁49であると紹介した。

 このデータにSNSは「ドジャースファンが1番を外すべきだと言っていた頃が懐かしい」「彼の前を打つドジャースの9番の成績を考えると、信じられない打点だ」「下位打線がもっと打っていたらどんな成績になるんだろう」など、さまざまな意見が飛び出している。

 ちなみに、昨季ドジャースで大谷が「2番」として出場した時の成績は69試合で打率.314、本塁打19、打点46、盗塁15だ。これを1番と同じ109試合に換算にすると、打率.314、本塁打30、打点72.7、盗塁23.7となる。昨季からの数字を考えれば、大谷は「1番」でも十分に機能しているといえそうだ。

(Full-Count編集部)

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