菅野智之を指揮官が絶賛「ファンタスティック!」 2連続被弾も…見せつけた“底力”

ガーディアンズ戦で好投を披露したオリオールズ・菅野智之【写真:Getty Images】
ガーディアンズ戦で好投を披露したオリオールズ・菅野智之【写真:Getty Images】

本拠地で初勝利

【MLB】オリオールズ 6ー2 ガーディアンズ(日本時間18日・ボルティモア)

 オリオールズの菅野智之投手が17日(日本時間18日)、本拠地でガーディアンズ戦に先発。7回を2失点で2勝目を挙げた。4試合で2勝1敗、防御率3.43とした。

 3回に下位打線に2者連続の本塁打を被弾。その後は抜群の制球力を武器に立て直し、7回を87球、無四球、5安打3奪三振という内容だった。本拠地での好投で、降板時には観客からスタンディングオベーションが巻き起こった

 自己最長イニングを投げ、試合後には「まだまだ1試合だけなんで、もっと積み重ねていかないといけないなっていう気持ちです」と冷静に振り返った。4試合目を終え「だいぶ環境にも慣れてきましたし、1つ1つのボールも良くなってきてる気がする。特にスライダー、スイーパーも今日良かったですし、空振りも何個か奪えている」と手応えを感じている様子。中4日の登板でも「前回もそんなに投げてなかったんで、特に問題なく投げました」と語った。

 ブランドン・ハイド監督は「7回を投げてくれたが、とても効率的な投球だった。球速の強弱のつけ方がとても良かった。変化球の制球は素晴らしかったし、速球も必要な時に使っていた」と称賛。続けて「先発陣がこれほど長く投げてくれることは素晴らしいことだよ。球数も抑えていた。ファンタスティックだったよ!」とねぎらった。

 菅野は日本人最年長の35歳で先発投手として、3月30日(同31日)に敵地で行われたブルージェイズ戦でMLBデビュー。4回4安打2失点とまずまずの投球を見せたが、5回に1度マウンドに上がった際に腕の痙攣のため降板し、黒星デビューとなった。

 5日(同6日)に敵地で行われたロイヤルズ戦は5回1/3を1失点でMLB初勝利。12日(同13)日に本拠地で行われたブルージェイズ戦は5回2/3で3失点を喫したが、勝敗はつかなかった。

(Full-Count編集部)

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