ヤクルト村上がわずか1日で抹消 打席途中に交代、2回6失点の田中将も2軍再調整…18日の公示

村上は僅か1試合で抹消
18日のプロ野球公示で、巨人は田中将大投手を、ヤクルトは村上宗隆内野手を、それぞれ抹消した。田中将は17日のDeNA戦で2回6失点でKOを喫し、村上も同日の第5打席で自ら交代を申し出てベンチに下がっていた。
田中将は本拠地デビューとなった17日のDeNA戦で2回7安打6失点を喫し、今季初黒星。日本復帰後最短のKOとなり、日米通算199勝もお預けに。「2イニングでマウンドを降りることになり、かなり迷惑をかけたと思います。そこが一番です」と悔しさをにじませた。3日の中日戦で移籍後初登板で初勝利を挙げており、今季これまで2試合で1勝1敗、防御率9.00となっている。今後は5月1日の広島戦(東京ドーム)での登板を目指す。
上半身のコンディション不良で出遅れていた村上は、復帰戦だった17日の阪神戦に「4番・右翼」で先発出場。9回の第5打席で2球目を空振りした直後、苦しそうな表情を浮かべ、途中交代となった。この日は4打数1安打で、打率.250。今オフにはメジャー挑戦を表明しているが、苦しいスタートとなっている。
巨人は田中将の他に、打率.133だったオコエ瑠偉外野手を抹消。代わりに開幕直後に支配下復帰を果たした戸田懐生投手、4年目の岡田悠希外野手を登録。ヤクルトは村上とともに打率.105だった丸山和郁外野手を抹消し、内山壮真捕手と伊藤琉偉内野手を昇格させた。
(Full-Count編集部)