打っても早期昇格は“絶望的” 韓国の逸材に母国メディア淡々「心を折らずに」

ドジャースのキム・ヘソン【写真:荒川祐史】
ドジャースのキム・ヘソン【写真:荒川祐史】

3Aでプレーするキム・ヘソン

 ドジャース傘下3Aオクラホマでプレーするキム・ヘソン内野手に、“お呼び”はかかるのか。17日(日本時間18日)時点では16試合に出場し、打率.268、3本塁打13打点、OPS.854。まずまずの数字を残しているが、韓国メディアは早期昇格は厳しいという状況を伝えている。

 キム・ヘソンは昨オフに3年総額1250万ドル(約17億8000万円)の契約を結んだが、スプリングトレーニングでは課題とされていた打撃面で対応に苦しみ、マイナーに降格。それでも徐々に適応し、OPS.854をマークしている。

 キム・ヘソンと入れ替わる存在としては、アンディ・パヘス外野手が濃厚。パヘスは打撃に苦しんでいるものの、デーブ・ロバーツ監督はパヘスを150打席は立たせる意向を示しており、そのため、最低でもあと1か月はキム・ヘソンがどれだけ好調でも昇格できない状況が続きそうだ。

 韓国メディア「OSEN」は、「すぐに昇格はできない雰囲気だ」と現状を伝え、「怪我のような特別なことがなければキム・ヘソンの昇格は早くて5月末だ。その間キム・ヘソンも心を折らずに準備を続ける必要がある」と伝えている。

 パヘスは16日(同17日)のロッキーズ戦ではマルチ安打をマーク。名門ドジャースとの契約を選んだ“韓国の逸材”は、ひたすらに結果を残すしかない。

(Full-Count編集部)

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