西武が“継投”で史上5度目、61年ぶり珍記録「無安打有得点試合」 今井が8回無安打1失点

ソフトバンク戦に登板した西武・今井達也【写真:小林靖】
ソフトバンク戦に登板した西武・今井達也【写真:小林靖】

平良との継投で“ノーヒットワンラン”達成

■西武 2ー1 ソフトバンク(18日・ベルーナドーム)

 西武の今井達也投手は18日、ベルーナドームで行われたソフトバンク戦に先発。8回無安打1失点の好投を見せていたが、9回のマウンドには上がらなかった。最終回は平良が無安打で締め、61年ぶりとなる「無安打有得点試合」が記録された。

 今井は6回まで無安打1四球の投球を披露。7回は先頭の佐藤直を歩かせると、盗塁と内野ゴロで1死三塁となり、山川の三塁ゴロの間に1点を失った。8回も無安打で締めていた。“ノーヒットワンラン”の珍記録も期待されたが、9回のマウンドには平良があがった。

「無安打有得点試合」は1964年に近鉄の牧野伸、山本重政が南海相手に達成して以来61年ぶり5度目。今井が1人で達成していれば、1959年の村山実以来(2失点)史上3人目で、1人での“ノーヒット・ワンラン”では1939年の亀田忠以来、史上2人目となっていた。

 西武は3回に敵失策の間に先制。7回には追いつかれたが、その裏に西川が勝ち越しの適時打を放ち、2-1で勝利。今井は2勝目を挙げた。

【実際の映像】「打てる気がしない…」“ノーノー降板”、今井達也のエグすぎる爆裂球

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