西武・今井が8回無安打投球　ロッテ19歳捕手がプロ初含む2発…18日のパ・リーグ

寺地隆成はプロ初HRを含む2発

　楽天モバイルパーク宮城で行われた楽天とロッテの第4回戦は、4-1でロッテが勝利。開幕3連戦以来の連勝を飾った。

　ロッテは3回、2死走者なしから、高卒2年目の寺地隆成捕手のプロ初本塁打で先制。先発のオースティン・ボス投手は初回1死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けると、2回からは3イニング連続で3者凡退に。5回は先頭に安打を浴びたが、後続を3人で終えた。

　打線は8回、1死から寺地が2号ソロを放つと、続く岡大海外野手、藤岡裕大内野手の連打でさらに1点を追加。さらに1死からネフタリ・ソト内野手が内野安打でつなぎ、敵失の間に三塁走者が生還。スコアを4-0とした。

　8回に鈴木昭汰投手が宗山塁内野手の2号ソロで失点も、リードは保つ。9回は益田直也投手が四球で走者を背負いながらも無失点で締め、4-1で試合は終了した。

　西武はベルーナドームで行われたソフトバンク戦に2-1で勝利した。

　西武は3回に敵失の間に先制。先発の今井達也投手は、6回まで無安打1四球7奪三振無失点の快投を見せた。7回、先頭に四球を与えると、盗塁と進塁打で三塁に進まれ、山川穂高捕手の内野ゴロの間に1失点。8回は3者凡退に抑え、8回117球無安打3四球9奪三振1失点でマウンドを降りた。

　打線は相手先発投手を捉えきれずにいたが、7回に西川愛也外野手の適時二塁打で勝ち越し。1点リードの9回は平良海馬投手が締め、2-1で試合は終了した。今井は2勝目をマーク、チームは今季初の3連勝を飾っている。

　オリックスは京セラドームで行われた日本ハム戦に2-1で勝利した。

　先発の九里亜蓮投手は初回、吉田賢吾捕手、清宮幸太郎内野手の安打で1死一、二塁のピンチを招くと、野村佑希内野手の適時打で1点を失う。しかし2回以降は相手打線を17者連続アウトにするなど、二塁すら踏ませず、得点の機会をつくらせなかった。

　打線は相手先発投手の前に好機をつくりながらも、あと一本が出ず。それでも6回、先頭の太田椋内野手が2号ソロを放ち、試合を振り出しに戻した。7回には、1死一、三塁のチャンスをつくったが、代打の杉本裕太郎外野手が併殺に倒れ、勝ち越しはならなかった。

　好投に応えたい打線は9回、田中正義投手から中川圭太外野手の二塁打、紅林弘太郎内野手の敬遠で1死一、二塁とし、若月健矢捕手がサヨナラの適時二塁打を放った。

（「パ・リーグインサイト」編集部）