山本由伸の“1球”を米称賛「サイ・ヤング確定」 146キロの高速変化で圧倒「手玉に取ってる」

レンジャーズ戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】
レンジャーズ戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

レンジャーズ戦に先発…7回10K無失点の快投

【MLB】レンジャーズ ー ドジャース(日本時間19日・アーリントン)

 ドジャースの山本由伸投手が18日(日本時間19日)、敵地でのレンジャーズ戦に先発。ア・リーグ西地区首位の打線を相手に、初回に2者連続三振を奪うなど快調な滑り出しを見せ、7回5安打無失点10奪三振と相手打線を圧倒。米識者は山本が投じた“魔球”に注目している。

 初回、マーカス・セミエン内野手を150キロ超えのストレート2球で追い込むと、最後は決め球のスプリッターで3球三振。高速で曲がって落ちる90.5マイル(約145.6キロ)の変化球で打者を圧倒した。次打者のコーリー・シーガー内野手もスプリットを中心に攻め、最後はカーブで空振り三振に仕留めた。

 4回1死で迎えたジョシュ・ヤン内野手に対しては91.3マイル(約146.9キロ)のスプリットで3球三振。7回まで10奪三振で無失点。5安打されるも要所を抑える投球でレンジャーズ打線を封じ込めた。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のX(旧ツイッター)を更新し、セミエンとヤンを仕留めたスプリットを動画とともに紹介した。

 打者を圧倒する山本の“魔球”に日米ファンは衝撃を受けている。「この角度から見るとストライクゾーンを全く通っていないようだ。どうして打者が振ってしまうか気になる」「MLB未経験でも長期規約をした理由」「ナ・リーグ、サイ・ヤングが確定」「エグい」「余裕で手玉に取ってる」と称賛のコメントが並んだ。

【実際の動画】「手玉に取ってる」日米脱帽…山本由伸のエグすぎる“1球”

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