大谷翔平は不在もド軍4連勝 “代役”が祝砲…山本由伸は7回10K無失点で日米80勝

レンジャーズ戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
レンジャーズ戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

大谷翔平の“代役”で1番起用されたエドマンが先頭打者アーチを放った

【MLB】レンジャーズ ー ドジャース(日本時間19日・アーリントン)

 ドジャースは18日(日本時間19日)、敵地でのレンジャーズ戦に3-0で勝利し、4連勝を飾った。大谷翔平投手は今季初の欠場。真美子夫人が第1子を出産するため「父親リスト」に入った。

 山本由伸投手の好投が光った。今季自己最長となる7回5安打無失点。球数102球で最速は95.8マイル(約154.2キロ)で自己最多に並ぶ10奪三振、無四球。防御率は0.93を記録し、ナ・リーグトップに立った。

 初回の先制打も効いた。大谷の“代役”で1番に入ったエドマンが初回先頭打者アーチを描いた。リーグトップとなる7号ソロで山本を援護した。

 大谷不在でも、山本の剛球が唸った。先頭のセミエンを3球で空振り三振に仕留めると、2番のシーガーは7球目のカーブで空振り三振を奪った。初回を3者凡退に抑えると、2回1死から5番・ヤンにセンターへの二塁打を許す。だが、ハリスとバーガーを連続で空振り三振に仕留めた。

 3回2死からセミエンに中安打、シーガーに左翼線二塁打を浴び、二、三塁のピンチを迎えるも、3番のピーダーソンを一ゴロに打ち取り、グラブをポンとたたいた。4回2死からはハリスに二塁打を許すも、続くバーガーを空振り三振に仕留めた。5、6回を3者凡退に封じると、7回も3つのアウトを奪った。今季最長の7回を102球で4安打無失点。今季3勝&日米80勝の権利を持って、救援陣にバトンを託した。

 8回にはT・ヘルナンデスの適時打で1点を追加。救援陣の奮闘もあり、チームは4連勝を飾った。投手戦を制し、これで15勝6敗で貯金を「9」とした。

(Full-Count編集部)

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