大谷産休で昇格した“秘密兵器” ド軍最大の“課題”解決へ…大物OBが期待する役割

通算169HRのエディ・ロサリオがメジャー昇格…「8番・DH」で2打数無安打
【MLB】ドジャース 3ー0 レンジャーズ(日本時間19日・アーリントン)
ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、真美子夫人の出産に備えるため「父親リスト」入り。同日の敵地・レンジャーズ戦を欠場した。これに伴ってエディ・ロサリオ外野手とメジャー契約。「8番・指名打者」で出場し2打数無安打に終わったが、地元放送局は低迷続く下位打線の起爆剤として期待した。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」はこの日のプリゲームショーで大谷の欠場について言及。ドジャースOBでコメンテーターのノマー・ガルシアパーラ氏は、「ショウヘイはいませんが、エディ・ロサリオはMLBで実績を残している選手です。マイナーでも好成績を挙げています。このチャンスを生かさないといけません。下位打線は苦しんでいるので、(結果を残せば)どうなるか分かりませんよ」と期待を寄せた。
メジャー通算169本塁打を誇るロサリオは、プエルトリコ出身の33歳。2015年にツインズでデビューし、2017年から3年連続で20本塁打&70打点をクリアするなど活躍した。昨季はナショナルズとブレーブスでプレー。計91試合で打率.175、10本塁打、35打点だった。今年2月にドジャースとマイナー契約を結び、傘下3Aで打率.339(59打数20安打)、2本塁打をマーク。大谷の父親リスト入りに伴い、メジャー昇格となった。
今年のドジャースは7、8、9番が軒並み不調に陥っている。この日7番のマックス・マンシー内野手は打率.197、0本塁打。9番のアンディ・パヘス外野手は打率.167、2本塁打だ。1番・大谷の今季打点はまだ8。昨季打点王に輝いた大谷の数字が上がらない原因の1つが、下位打線の不調にあることは明白だ。
図らずも大谷の離脱によりメジャー昇格したロサリオ。この日は中飛、中直で途中交代となったが、今後打棒は復活するか。起爆剤としての期待は高い。
(Full-Count編集部)
