3勝目の千賀滉大、防御率0.79でトップに 指揮官「普段と異なる」と評価

3試合連続の無失点
■メッツ 3ー0 カージナルス(日本時間20日・ニューヨーク)
メッツの千賀滉大投手が19日(日本時間20日)、本拠地でカージナルス戦に先発し、5回2/3を4奪三振、3安打の無失点に抑え、3勝目を手にした。これで3試合連続の無失点で、防御率0.79はナ・リーグでトップとなった。
千賀は初回を3者凡退に抑えると、2回と5回には得点圏に走者を背負うも、落ち着いた投球で得点を与えず。6回に2死一、三塁のピンチを招いたところで交代となったが、リリーフが抑えて無失点だった。これで18回2/3連続無失点と快投が続く。
試合後には「再三、ランナーに二塁にも三塁にもいかれましたし、本当にリリーバーにも助けられましたし、投げている球でしっかり抑えられているというよりは、前に飛ばされている中で、いいところでバックが守ってくれているという印象が強い」とチームメートに感謝した。
一方、メンドーサ監督は千賀について「今日我々が見たのは、(普段と)異なる投手だ」と指摘。「今日はフォーシームが最大の武器だったと思う。カットボールも良かったと思う。スイーパーも何球かいいのがあった。右打者に対して、シンカーも何球かいいのがあった。それを混ぜながら、彼はゴロを打たせた。特にスプリットを用いてね。それは今日フォーシームがとても機能していたお陰だ。(好投は)色々なことが組み合わさってのことだと思う」と前回登板とは球種を変えた投球術を評価した。
(Full-Count編集部)