「阪神のポジ要素」 復活願うファンに右腕がみせた“輝き”「良くなっている」

阪神・湯浅京己【写真:小池義弘】
阪神・湯浅京己【写真:小池義弘】

阪神・湯浅が2軍戦で連投、直球は150キロ超え

 復活を期す右腕が力強い投球をみせた。阪神の湯浅京己投手が19日に行われたウエスタン・リーグの広島戦(日鉄鋼板SGLスタジアム)で登板。直球は151キロを記録するなど、1回を無失点に抑えた投球にファンは「明るい材料」「甲子園で見たい」と期待を寄せている。

 湯浅は3点リードの9回に登板。先頭の韮澤雄也内野手は直球を続けて一邪飛に打ち取ると、続く佐藤啓介内野手は直球とフォークを投げ分けて中飛。最後は代打の宇草孔基外野手を変化球で追い込むと、外角への151キロの速球で3球三振に仕留めた。18日の広島戦でも1回を無失点。2奪三振で最速は153キロを記録し、2日続けて復調をアピールした。

 4年目の2022年に59試合に登板し、2勝45ホールドポイント、防御率1.09で最優秀中継ぎのタイトルを獲得。2023年の開幕前にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表としてプレーし世界一に貢献した。しかし開幕後は不調が続き、6月に登録抹消されて以降は1軍出場がなく、昨年には国指定の難病である「黄色靭帯骨化症」と診断され、手術を受けた。7年目の今季も2軍で調整する日々が続いていた。

 1軍マウンドを目指す25歳の投球にファンの期待も高まっている。SNSには「はやく戻ってくれ」「ストレートほんま良いよね」「守護神湯浅が見たい」「阪神のポジ要素」「忘れちゃいけない投手」「かなり良くなってる」とコメントが寄せられた。

【実際の動画】「ストレートほんま良いよね」 阪神・湯浅の復活告げる“剛速球”

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